Moon Halo of swaying lights 月暈のパール、虹の夜光貝
PROLOGUE
夜のしじまに広がる、ゴールドとレインボーの光。
月の明かりが、細かい氷の結晶からなる雲に反射・屈折して起こる輪状のハレーション。
月暈(げつうん)と言われる、その神秘的な光景とかさなる宝石があります。
ひとつは伊勢志摩や奄美大島で育てられる「ゴールド真珠」。
暖かで穏やかな海で育った、艶やかで神秘的な肌と豊かさのエネルギーに触れるたび、
新しい何かを産み出すことの尊さ、生命の力強さに心打たれます。
ふたつめは、はじめてご紹介する夜光貝です。
リーディングしている間、ずっと眠っていたような、七色の膜のはざまを漂うような、
浮遊感とリラックス感のある不思議な力に守られていました。
Gold Pearl
ゴールドパール
ゴールド真珠は、世界中の海で育てられていますが、その品質はさまざまです。 市場では、人口的に金色へ染められたり、過剰なコーティングをされている真珠も少なくありません。
Hariqua(ハリックァ)では今回、染めなどがないことはもちろん、母貝が育った海と、 その育成方法までを確認し、水揚げされてまもない自然のままのエネルギーと、 確かな品質がそろう真珠だけを探しました。クオリティにおいては、 真珠の品質を左右するサイズや形、いろ、テリ、マキ、キズを厳密にチェックしています。
そうした中で出会ったのが、個性豊かな2種類のゴールド真珠。 ひとつは、淡く繊細なベールがかったようなシャンパンゴールドが美しく、サイズ感もフェミニンな伊勢志摩の真珠。 そして、もうひとつは海の女王のようにゴージャスな存在感と、オリエンタルなディープカラーが魅惑的な奄美大島の真珠です。
夜光貝
やこうがい
真珠を探す旅のなかで、それはそれは美しく、不思議なエネルギーを発する虹色の宝石に出会いました。 その正体は、殻の表面を磨かれ、内側にある虹色の真珠層が輝く夜光貝。
神秘的なレインボー色のみの肌も美しいのですが、貝殻の表面にあるブルーグリーンの色層が残っていると、 また異なる風情となり、私たちにとってはとても興味深い原石でした。聞けば、奄美大島のある位置は、 夜光貝が生息する海域の最も北にあり、最も品質が良いとされるものが採れるのだとか。
現地で調査を重ねて、最も美しい真珠層に辿りつける貝をその姿のまま買い付け、他の宝石の原石と同じように 表面のテリが最大限になるよう研磨しています。
TRAVEL NOTE
伊勢志摩の真珠を探す旅につづき、今回は奄美大島を訪れました。
そのなかで、今回少しでも現地の雰囲気を届けるべく試みた現地撮影。
太古の昔から残る原生林のグリーンと、
ゴールド真珠のコラボレーションは美しく、
自然光の中で光るナチュラルな質感と光沢は新たな魅力をみせてくれました。
そして、もともと染色を専門としていた経験を持つHariqua(ハリックァ)のデザイナー自ら、
奄美大島の自然染料で絹糸を染めることにも挑戦しました。
奄美大島に自生している木、そして泥で染め上げられたナチュラルカラーも、あわせてご覧ください。
BASIC READINGゴールド真珠のエネルギー
幾重にも巻かれた、うすいベールを辿っていくと現れ出るスピリット。
金色の羽衣を纏ったかのような肌と、七色の瞳をもつその姿は、アンニュイな表情を浮かべながら球の中心に漂っています。
出会えば、まるで糸を手繰るようにあなたを引き寄せ、こう言うでしょう。
「あなたの魂、あなたの瞳、住まいは全て輝くのですよ。さてと、始めましょうか。」
ゴールド真珠(パール)と共にあれば、豊かな気持ちで快適な暮らしができるようサポートが始まっていきます。あなたと共に過ごす者全員が心穏やかに、安心して愛を育み合えるよう協力してくれるのです。
誰にも邪魔されない住空間に、心地好く感じられるインテリア。金銭的な心配をしなくても良い経済的な安定と、子育てするに最適な環境など、結果として精神的な安定をもたらすものすべてが引き寄せられるよう導いてくれます。