石名から探す

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A record OF DEITY A record OF DEITY

2008年から始まったHariquaのクリスタルの旅。
Hariqua創立15年目に、古き文明と人類の歴史が刻まれたアナトリアの地へ。

偶然と幸運に導かれて

アナトリアは、現代の地理ではトルコ共和国の領域を指します。
北は黒海、西にエーゲ海、そして南には地中海にはさまれ、東西の文化がちょうど交差するエリアにあたり、古くからギリシャやローマ、ビザンティン、オスマンなどの古代文明がこの地で生まれました。

遺跡や建築、神々に至るまで、多様性に富んでおり、様々な文化や宗教が交わった歴史的な背景が伺い知れます。

我々の目的である鉱物や宝石たちも、黒海やエーゲ海に囲まれた山岳地帯や、かつてのシルクロードで繋がれた隣国から産出されていて、それは想像より遥かに豊かなものでした。しかしその流通量は非常に少なく、国内外の市場でも多くをみるようなことはありません。

いくつもの偶然が重なり、出会うことができたのは、幸運に呼ばれたからでしょう。

「いまここ」にある私たちは、混沌とした現代に存在しています。しかし、そこに「在る」クリスタルに流れる時は変わることなく。

少し手を伸ばせば、全てのエネルギーは交差し、一帯となる。そんな壮大な時の旅へ、共にまいりましょう。

ダイアスポアの啓示

トルコを代表する宝石、ダイアスポア。1801年にロシアウラル山脈で発見されましたが、透明度が高い宝石質の結晶は、トルコ(ムーラ)産に限られます。

初めてそれを目にしたのは、十数年前の香港でした。淡いシャンパンカラーの中に、カーキやパープルが少し感じられる多色性が、実に神秘的で、トルコからやってきたディーラーにあれこれ聞いたことを思い出します。

少し燻んだ奥行きのあるアースカラーは日本人の肌にも馴染みやすく、またお洋服のコーディネートにも取り入れやすいのも魅力です。

そして、そのエネルギーについては、奥ゆかしい外見に反して実に力強いものでした。この石と共に過ごしていると、神々しい光がまるで背中を押すようにして、不要な選択や迷いを排除してくれるように感じるのです。

勇気をもって何かに挑戦する必要がある際は、とても頼れる存在です。人は、不安や懸念など、眼の前に現れる分かりやすいリスクに対して、恐れを抱き足踏みしがちです。

ダイアスポアは、そんなとき先にある「選択しないリスク」もはっきり描けるように、広い視野と明晰さを与えてくれるのです。

「恐怖」は「可能性」へと変貌し、目指す最終地点には「人生の勝者」が掲げられる。

行動すれば勝てる、きっとうまくいく!と無尽蔵の自信を涌かせてくれる。そんな夢見る力を与えてくれる存在が、ダイアスポアなのです。

ダイアスポアに魅せられた私たちが、そのルーツを辿りたいと考えるのは自然の流れでした。そして、現地の鉱山主とのコンタクトや、調査をする過程でとても気になる場所をみつけたのです。

向かったのは、ダイアスポア鉱山のあるムーラやエーゲ海にもほど近い、古代エフェソス遺跡のあるセルチュクのとある場所。

エーゲ海の風が吹き抜ける広い敷地に、ローマ帝国時代から建てられた遺跡や多くの柱の残骸のなかに立つ、オベリスクのような一本の柱。周辺にはオリーブとブドウ畑。そのむこうには教会も見え、この土地の豊かな気が感じられます。

この場所こそが、我々が今回目的としたアルテミス神殿跡地です。

かつて紀元前700年に総大理石の神殿が建てられ、古代ギリシャの数学者であるフィロンにおいては「神々のただひとつの家である。一目見れば、ここがただの場所ではないことがわかるだろう。ここでは、不死なる神の天上世界が地上に置かれているのである。」と言わしめた聖地。

その言葉どおり、早朝は冷たい空気が痛いくらいだったにも関わらず、神殿の周辺はなぜか温かく感じられ、吹き上げてくる風に押されるように天を仰ぎ見ることを促されます。 かつて荘厳な建築が繰り返し建てられたのは、こうした圧倒的な陽の気が集まる場所だったからだと妙に納得させられました。

候補はたくさんあったのですが、どんな立派な建築物が残る神殿よりも、この場所に心惹かれた経緯があったのです。

Hariquaでは、全ての商品に対して、出荷前にヒーラーが浄化と愛と宇宙エネルギーをチャージする時間を設けていて、その内容をアップグレードするべく、浄化とチャージを行う際に使用する「聖なる道具」の追加を計画していました。

具体的には、世界中のヒーラーがそのスピリチュアルなエネルギーを支持する、ロシア(マリシェボ)産のフェナカイト原石に、アルテミス神殿を媒介に天上のエネルギーを降ろす試みです。

フェナカイトは、以前より他のクリスタルの潜在的な力を引き上げる力があると、リーディングで紹介しています。

今回日本から持ってきた原石は、私たちが所蔵している中では最も大きく、世界有数のパワートンネルともいうべき場所から最上のエネルギーを受け止めるには十分で、帰国後に毎週行う浄化・チャージの時間にその特別なフェナカイトを新たなる聖なる道具として加えれば、よりパワーアップした商品をお届けできると考えました。(セレモニーについては、別途公開予定です)

今後販売していく石たちすべてに、天上とアルテミスの女神の力が宿ることを祈って。

これから数か月にわたりご紹介していく、トルコ由来のクリスタルジュエリー・原石はまずダイアスポアからのスタートです!ぜひご覧ください。

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